「ヘアカラー後のシャンプーはNG」とよくいわれるけれど、「汗をかいて洗いたくなっちゃった…」と困ったことはありませんか?そもそも、ヘアカラー後に何時間経てばシャンプーOKなのかも気になりますよね。そこで今回は、ヘアカラー後にシャンプーしたいときの対処法と、色持ちするヘアケアのコツを説明していきます。また、市販で買えるおすすめの「カラーケアシャンプー」5選をご紹介。きれいな髪色を長く楽しむために、ぜひチェックしてみて!
ヘアカラー後のシャンプーって、いつからOKなの?
「ヘアカラーをした日の夜はシャンプーNG」と聞いて、ヘアカラー当日は髪を洗わずに我慢する人も多いかも。でも、「ヘアカラー後、いつからシャンプーOKなのか」については、あまり正しく知られていないのでは?
実をいうと、一般的なヘアカラー剤の場合、髪に定着するまでの「48時間」シャンプーを控えるのが理想的だといわれています。定着するまでにシャンプーをしてしまうと、カラーの色素が髪から流れ出て、色落ちしやすくなってしまうんですよ。
とはいっても、さすがに2日間シャンプーしないのは無理がありますよね。そのため、最低限の「1日間は控える」といわれることが多いようです!
ヘアカラー後だけどシャンプーしたい!そんな緊急事態の対処法3つ
ヘアカラー後すぐのシャンプーはNGだと分かっていても、シャンプーしたいときもありますよね。汗をかいてしまったり、スタイリング剤がベタベタしてイヤだったり…。そんな緊急事態にできる対処法をご紹介していきます。
シャンプーは“短時間で軽く”
やむを得ずシャンプーをするときは、短時間で軽くするよう意識しましょう。髪の表面をごしごしとこすったりせず、ささっと済ませるのが鉄則!
ヘアカラーの色落ちが心配な方は、シャンプーをつけずにお湯だけで洗うのも手。お湯だけでも、軽い汚れなら簡単に落ちてくれますよ。
シャンプー後はすぐにドライヤーで乾かす
シャンプーの後は濡れたまま放っておかないで、すぐにドライヤーで乾かすことが大切。濡れた髪をタオルドライしたら、温風でささっと全体を乾かしてみて。
乾かした後は、冷風で仕上げると◎!冷風にすることで、髪への熱ダメージを軽減することができますよ♡
“ドライシャンプー”を活用する
シャンプーでの色落ちを防ぎたい、でもスッキリしたい…そんなときは、ドライシャンプーがおすすめ。
ドライシャンプーとは、水やお湯のいらない“洗い流さないシャンプー”のこと。普通のシャンプーの代わりにはならないことが多いですが、頭皮のにおいやベタつきをおさえることができます!
ミストやパウダー、シートなど、好きなタイプのドライシャンプーを選んでみて。
もっと色持ちさせるために♡シャンプーのコツ4つ
せっかくヘアカラーをしたのなら、きれいな髪色をキープしたいですよね。
そこで、今回はヘアカラーを長持ちさせる洗い方のコツを4つご紹介!ヘアカラーをした翌日以降のシャンプーの際に、ぜひ役立ててみてください♡
(1)「カラーケアシャンプー」を使う
普通のシャンプーには、色落ちを早めてしまう強い洗浄成分が入っていることがあります。
そこで、「カラーケアシャンプー」を使ってみるのがおすすめ。カラーケアシャンプーには適度な洗浄成分が使われているので、色落ちを防ぎながら洗えるんですよ。
「できるだけ、普段使っているシャンプーを使い続けたい」という方は、ヘアカラー後の“1週間だけ”カラーケアシャンプーにしてみて。少し取り入れてみるだけで、ヘアカラーの持ちがよくなるはずですよ。
(2)シャンプーはゴシゴシしないよう注意する
シャンプーをするときに注意すべきポイントは、ゴシゴシと大きな摩擦を与えないこと。ヘアカラー後の髪の毛はダメージを受けているので、シャンプーで摩擦を与えるとさらにダメージが進んでしまうんです。
摩擦を避けるために、シャンプーは手のひらでよく泡立ててから頭皮につけて、やさしく洗うようにしましょう!
(3)シャンプーを流すときのお湯は“ぬるま湯”に
シャンプーを流すときのシャワーのお湯は、38度くらいのぬるま湯に設定するのがコツ。
流すときの温度を高温にすると、ヘアカラーが髪の外へ流れ出し、色落ちしやすくなってしまうんですよ。シャワーをするときは温度の設定が何度になっているか、使う前に確かめてみて♡
(4)トリートメントは強く揉みこんだり、長く放置したりしない
トリートメントをつけるときのコツは、強く揉みこんだり、つけたまま長い間放置したりしないこと。キューティクルが開いて髪の内部の色素が流れ出てしまい、色落ちしやすくなってしまうんですよ。
ヘアカラーの色落ちが気になっている方は、トリートメントを軽いタッチでつけるよう注意してみてくださいね。
シャンプー以外にも!髪色を長持ちさせるヘアケアのコツ3つ
「シャンプーは気を付けているのに、色落ちが気になる…」という方へ。実は、シャンプー以外のヘアケアにも髪色を長持ちさせるコツがあるんですよ!ぜひチェックして、普段のヘアケアを見直してみて♡
(1)髪が濡れている時間を短くする
髪が濡れているときは、外部からのダメージを受けやすい状態。髪を自然乾燥で乾かしたり、完全に乾かさないまま寝たりすると、そのぶんダメージは増えていってしまいます。
髪へのダメージは枝毛や切れ毛だけでなく、色落ちの原因になることも。
なので、髪が濡れている時間はなるべく短くするのがGood♡入浴後はドライヤーでしっかり乾かして、ダメージを防ぎましょう!
(2)髪をタオルドライしたら、毛先にオイルを
ヘアケアにオイルをかしこく取り入れるのも、コツの一つ。特にダメージを受けやすいお風呂上がりの濡れた髪は、オイルを塗って保護するのがおすすめ。
毛先を中心に塗ったら、ドライヤーで乾かしてみて。髪の色落ちやダメージを防いで、美しい髪に導いてくれますよ♡
(3)髪の紫外線対策はいつでも忘れずに
忘れてしまいがちなのが、髪の紫外線対策。紫外線を浴びると、髪のたんぱく質が壊れて大ダメージを受けてしまいます。大ダメージを受けると、ヘアカラーが色あせしやすくなることも…。
そんな紫外線から髪を守るためには、UVヘアスプレーが◎!毎日、お出かけ前にシュッとスプレーしてみて。
こまめにつけ直すのも忘れずにすれば、髪の紫外線対策はバッチリですよ♡
カラーケアシャンプーの選び方って?大切な3つのポイント
「カラーケアシャンプーを、どれにするか決められない…」
そんなとき、カラーケアシャンプーで大切な3つのポイントを参考にしてみて。
ポイントが分かれば、シャンプー選びも楽ちんですよ♡
【Point 1】アミノ酸系シャンプーを選ぶ
ヘアカラーを美しくキープしたいのなら、「アミノ酸系シャンプー」を選ぶのがポイント。
マイルドな洗浄力なので、洗いすぎて乾燥したり、色落ちしたりすることが少ないです。ヘアカラーでダメージを受けた髪にも大きな負担をかけず、しっとりと洗い上げてくれます♡
【Point 2】「ヘマチン」配合のシャンプーを選ぶ
「ヘマチン」という成分も、カラーケアシャンプーを選ぶときにチェックしておきたいポイント。
ヘマチンは、カラー剤の色あせを防いだり、髪を紫外線から守る働きがある成分です。また、髪にハリやコシを与えてくれます!
機能性を重視してシャンプーを選ぶなら、ぜひヘマチンが配合されているか確かめてみて♡
【Point 3】ダメージケアできる商品を選ぶ
髪がダメージを受けていると、ヘアカラーの持ちは悪くなってしまいがち。そのため、ダメージケアできる商品を選ぶのが大切なポイントです。
ダメージケアには、髪を補修してくれる成分を配合しているものを選ぶのがおすすめ!加水分解ケラチンや加水分解シルクなら、配合されている商品も多く選びやすいですよ♡
きれいな髪色で過ごしたいなら、ヘアカラー後のシャンプーに気をつけて…♡
ヘアカラー後のシャンプーは、普段みたいに気楽にはできないかも。
でも、「髪を濡らしたままにしない」「髪にダメージを与えないようにする」といった基本的なポイントをおさえていれば大丈夫!
ヘアカラーをキープして、いつでも美しいあなたでいてくださいね♡