背中美人になるには?女性らしい後ろ姿を手に入れるケア&トレーニング方法はコレ!

あなたの背中は見られても大丈夫?キレイな背中になれるケアや自宅でできるトレーニング方法をご紹介。また、日常生活で気をつけたい習慣もチェックしていきます。憧れの背中の写真をモチベーションに、スッキリ背中美人になって、肌見せコーデを満喫しましょう。

薄着になると背中も気になる…

デコルテや背中の開いた、オシャレな服はたくさんありますよね。
薄着になると気になってしまうボディーパーツはたくさんあります。
なかでも、自分では見えないけれど、意外と他人には見られている「背中」に注目してみませんか?
今回は、背中美人になれる方法をご紹介していきます!

キレイな背中の条件とは?

後姿がキレイだと、水着や浴衣を着たときにも様になりますよね。
逆に姿勢が悪かったり、チラリと見えた背中に肌荒れやムダ毛が残っていたりすると、せっかくのオシャレが台ナシになってしまうことも…。
ここからはキレイな背中の条件を解説していきます。

スッキリとしたシルエット

キレイな背中に欠かせない条件といえば、何といっても姿勢の良さ!
とはいえ、スマホやパソコンの長時間使用などで、現代人はついつい前傾姿勢になってしまいがち。
猫背や巻き肩などにお悩みの人も多いかもしれません。
シャキッと伸びた背筋は美しいだけでなく、姿勢を正すことで背中や腰周りの筋肉が鍛えられ、代謝もアップしてダイエットにも一役買ってくれそう。
背筋をピンと伸ばして、無駄なお肉のないスッキリとしたシルエットを目指しましょう。

うるおいのある背中

うるおいがあってツヤツヤの背中は憧れの的。
化粧水やボディクリームなどで顔や体を保湿する人は多いと思いますが、自分で見ることができず、手も届きにくい背中の保湿は盲点になりがちです。
また、背中は面積が広いことから乾燥しやすいパーツでもあります。
背中の肌の保湿も意識して、すべすべ・しっとりな背中をキープしてください。

背中の肌荒れゼロ!

背中のブツブツ、気になり始めると、背中の開いた服を着るのを躊躇してしまいますよね。
背骨の周りには皮脂腺が多いため、実は背中はニキビができやすい場所。
悪化させると炎症を起こしてしまうこともあります。
背中ニキビを防ぐには、まずは背中を清潔に保つことが大切。
洗い残しがないように、入浴の際にはしっかり汚れを洗い流しましょう。
また、背中ニキビは睡眠不足やストレス、食生活が原因になることもあるので、背中のケアだけでなく、生活習慣の見直しが有効なことも。
細菌や真菌が毛穴に入って炎症を起こす「毛包炎」など、皮膚の病気の可能性もあるため、「背中ニキビがなかなか治らない…」という場合は、皮膚科の受診をおすすめします。

ムダ毛のないつるつる背中

自分で見ることが難しい背中のムダ毛処理は悩みのタネ。
背中は案外人に見られやすいパーツなので、できればムダ毛のないつるつるの背中でいたいものです。
背中のムダ毛処理は、セルフでは難しいことも多いですが、家族に頼む、エステなどのプロにお任せするほか、脱毛クリームや背中用のシェーバーなど、背中のムダ毛処理グッズも色々な種類がありますよ。
ぜひ自分に合った方法を探してみてくださいね。

背中のお手入れ・ケア方法

自分では見えにくく、手が届きにくい背中。鏡で見てみてビックリ!なんてことにならないよう、普段から背中もしっかりお手入れしておきましょう。
洗い方や保湿など、背中のお手入れ・ケア方法をご紹介します。

洗い方

背骨の周辺は皮脂腺が多く、洗いにくい場所でもある背中は、皮脂や汗などの汚れが溜まりやすいパーツ。
キレイな背中をキープするためにも、キチンと洗うことが大切です。
背中を洗うときのポイントは、シャンプーやボディソープが皮膚に残らないようにすること。
洗い残しが毛穴詰まりの原因になってしまいます。
体を洗うときは、頭→顔→デコルテ→背中→お腹→下半身というように、上から下へ向かって洗うようにして、汚れがしっかりと下に流れていくようにしましょう。
また、ごしごしと力を入れすぎて洗うのもNG。
皮脂が必要以上に落とされることで、乾燥肌の原因になってしまう可能性があります。 洗い流すときのお湯の温度も、皮脂を洗い流しすぎないよう、38~40℃くらいを目安にしてください。
シャンプーなどの洗い残しがないようにしっかりとすすいでください
ね。

保湿

背中の汚れをしっかり落としたあとには、保湿も忘れずに。
背中は全体の面積が広いため、顔や頭などと比べると乾燥しやすいパーツでもあります。
お風呂上がりのフェイスケアと同じタイミングで、背中も一緒に保湿しておきましょう。
保湿は、お風呂上がりの5~10分以内に行うと○。
また、背中に手が届きにくい場合はスプレータイプの保湿剤がおすすめ。
シュッと吹き付けるだけで簡単に保湿をすることができます。
他にも、背中にクリームを塗るための便利グッズなどもたくさんあるので、やりやすい方法で背中の保湿ケアをしてみてくださいね。

紫外線対策

シミやそばかすの原因になるだけでなく、乾燥肌にもつながる紫外線。
とくに、首の後ろから背中にかけては紫外線を浴びやすい場所です。
背中も忘れずに紫外線対策をして、日焼けダメージのないキレイな背中をキープしましょう。
クリームタイプの日焼け止めが塗りにくい場合には、ミストタイプやスプレータイプのものがおすすめです。
日焼け止めを使ったときには、一日の終わりにお風呂でしっかりと洗うことも忘れないでくださいね。 日傘やツバが広めの帽子、ストールなどを併用するのも効果的です。

汗をこまめに拭く

特に暑い季節は、よく汗をかきますよね。
しかし、背中に汗をかいた状態で長時間放置するのは要注意!
背中は通気性が良くない場所であることから、汗が皮脂と混ざり合って雑菌が繁殖し、ニオイや肌トラブルの原因になりやすいためです。
シャワーで軽く汗を流したり、濡れタオルで背中を拭けるとベストですが、外出先などで難しい場合は、汗拭きシートを使用したり、予備のインナーを持ち歩いて着替えるなどするといいですね。
汗と上手に付き合いながら、爽やかな背中美人を目指してみて。

自宅でできるトレーニング方法

ピンと伸びた背筋は、その人をますます素敵に見せてくれます。
背中周りのコリをほぐしながら筋肉を鍛えて、キレイな後姿を手に入れちゃいましょう。
ここからは、自宅で簡単にできるトレーニング方法をご紹介します。

猫背を解消するストレッチ

スクワークやスマホを使っていると、ついつい前かがみの姿勢になりがちです。
そんなときには、ストレッチをして背筋をピンと伸ばしてみてください。
座ったままでできるので、仕事や勉強の合間の気分転換にもなりますよ。

① イスに腰かけたまま、手のひらが上向きになるように背中の後ろで両手の指を組む。
② 鼻から空気を吸い、ゆっくりと息を吐きながら腕を伸ばして肩甲骨の間に物を挟むようなイメージで肩を後ろに引く。
③ ②の体勢のまま頭をゆっくりと後ろに倒し、3秒ほど数えてから頭を元の位置に戻し、肩の力を抜く。
※腰を反りすぎると腰痛になる可能性があるので注意が必要です。

姿勢を維持する筋肉を鍛える筋トレ

後頭部から骨盤まで続く様々な筋肉の集まりである脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)。
この筋肉は、姿勢を維持するのに重要な役割を担っています。
脊柱起立筋を鍛える筋トレで、美しい姿勢を手に入れましょう。

① うつ伏せの状態で、肘を外に突き出して両手を左右のこめかみに添える。
② 顎を引き上げるようなイメージで、上半身と足を床から浮かせる。
③ ②の状態を3秒間キープする。
④ 上半身と足をゆっくりと時間をかけて元の位置に戻す。

ヨガのポーズで背中をシェイプアップ

肩甲骨の周りの筋肉をほぐしてくれるヨガのポーズをご紹介します。
「マールジャーラーサナ」は、背中を丸める猫のポーズと背中を反らす牛のポーズを繰り返すことから「キャットアンドカウ」とも呼ばれるヨガのポーズです。
お腹と背中のダイエットにも効果アリ!
ぜひ試してみてくださいね。

① 四つん這いになり、手首の真上に肩、膝の上には腰がくるように、腕は肩幅、足は腰幅に開く。
② 息を吸いながら顎を上に上げ、お腹と胸を伸ばし、背中を反らして尾てい骨を上に押し上げる。
③ ゆっくり息を吐きながら体を丸めておへそをのぞき込むような体勢になり、首から腰までを伸ばす。
④ ②~③を10回ほど繰り返す。
※膝、首、背中、手首などに痛みがある時には行わないでください。

日常生活で気をつけたいことって?

保湿や紫外線対策などもキレイな背中のために必要なケアですが、ついつい身についてしまった良くないクセなどを見直すことで、さらに背中美人に!
日常生活の中で気をつけたい生活習慣について解説していきます。

食生活

健やかな背中の肌を保つためには、栄養バランスの取れた食生活が欠かせません。
特にビタミン類は美肌の味方と言われていますよね。
皮膚や粘膜を健康に保つ働きをするビタミンB群やビタミンA、メラニンの生成を抑え、コラーゲンを合成するサポートをするビタミンC、血行を促進し、細胞の酸化を防ぐ働きをするビタミンEなどは積極的に取り入れていきたい栄養素です。
また、「太ってしまいそう…」と避けがちな脂質も、肌にうるおいを与えたり、女性ホルモンの働きを助けたりなど、取りすぎも良くありませんが美肌には欠かせない栄養素です。
栄養バランスの取れた食事で、体の中も外もキレイになっちゃいましょう。

入浴

暑い季節には湯船に浸からず、シャワーだけで済ませてしまうという人も多いはず。
湯船に浸かっての入浴は、背中美人につながるメリットがたくさん!
湯船に浸かることで血行が良くなり、代謝アップ、自律神経の調整、疲労回復などをサポートしてくれます。
また、肩や腰が凝っていると、背筋を伸ばすのもつらくなってしまうもの。
1日の終わりには、湯船に浸かってゆっくりとリラックス。
体と心をほぐすのも美しい背中を保つ秘訣です。
ただし、肌のうるおいをキープするためにも、熱すぎるお湯の温度と長湯のしすぎはNG。
38~40℃くらいの温度で、10~20分を目安に入浴してくださいね。

ストレスを溜めない

肌とストレスには密接なつながりがあります。
ストレスを抱えているときに背中のニキビや肌荒れが悪化した、といった経験はありませんか?これは、ストレスを受けると交感神経が活発になり、皮膚の再生力や免疫力の低下を招くことが原因です。
また、ストレスがかかると男性ホルモンが分泌され、皮脂量が多くなり、肌のべたつきにもつながります。
ストレスを受けていると感じるときには、自分に休養を取らせてあげましょう。
おいしいものを食べる、アロマなどでリラックスする、好きな音楽を聴く、など何でもOK!
自分に合った気分転換の方法を見つけてみてくださいね。
軽い運動をすることもおすすめです。
ストレスを溜めすぎず、健やかな肌でキレイな背中をキープしましょう。

背中ケアで自慢できる後ろ姿に

見えないとつい疎かになってしまう背中のケア。
まずは鏡で自分の背中をチェックして、猫背や肌荒れがないか確認してみてください。
背中美人になってみんなに自慢できる後ろ姿を手に入れましょう。