こんにちは宮城県仙台市を中心に東北6県や関東でお仕事をさせていただいているSister(シスター)ヘアメイク事務所です。ヘアメイクのお仕事って!???これからヘアメイクアップアーティストの仕事を目指したい方へちょっとしたヒントになればとブログを書きました。
ヘアメイクのお仕事内容とは?
雑誌、テレビ、映画などの撮影現場、ファッションショーやイベント、結婚式場や写真スタジオなどでモデルやタレント、一般の人にヘアスタイリングとメイクアップをする仕事です。
近年撮影の現場では、ヘアスタイリングとメイクアップが別の人であるケースも増えてきていますが、「ヘアメイクアーティスト」としてトータルでイメージをつくり上げることができるのがこの職種の強みです。
ヘアメイクアーティストの仕事で最も大切なのは、クライアントやお客さまが求めているイメージに仕上げることです。「ブランドのイメージに合ったヘアメイクを」「映画のクオリティーを高めるヘアメイクを」「友人の結婚式に出席するためのヘアメイクを」というように、PRする商品をどう見せたいのかやメイク対象者によって施すメイクは変わります。
CM、テレビ、映画など映像の現場でのヘアメイク
CM、テレビ、映画など映像の現場でのヘアメイク
CMやテレビ、映画などの撮影現場に入り、出演者に対してヘアスタイリングやメイクを施します。
撮影が始まるよりも前にスタイリング剤やメイク道具を持って現場に入り、まずはヘアメイク対象者の顔やデコルテの事前ケア(マッサージや保湿)を入念に行います。ベースを作ったあとは、求められるイメージに合ったヘアとメイクを施します。
例えば、ドラマに出演する女優のヘアメイクを担当するときには、作品のストーリーや内容を把握したうえで演出家や監督の意向を理解し、それに合ったヘアメイクを行う必要があります。ヘアとメイクの両方を行うため、手際のよさは重要です。
例えば髪を巻きながらベースメイクをするなど、最短で美しく仕上げられる方法を瞬時に見極める必要があります。また、撮影中はずっと同席し、メイク崩れがあれば細かく直してキレイな状態を保つのも重要な役割です。
広告、雑誌などの現場でのヘアメイク
広告ポスターや雑誌などのスチール撮影の現場でもヘアメイクアーティストは活躍します。クライアントの意向をヒアリングし、企画のイメージに合わせながら、モデルやタレントの魅力がより引き立つように仕上げます。
加えて、雑誌のメイク特集であれば、その時の流行を反映することも大切です。広告や雑誌の撮影では、必ずといっていいほどPRしたい商品があるため、その商品をどう見せたいかを把握したうえでヘアメイクをすることが必要です。撮影にも立ち会いながら、必要があればメイク直しを行います。
ファッションショーでのヘアメイク
ショーの出演者に対してヘアメイクを施します。
ショーの場合はランウェイや舞台で映えるように、ラメなどを用いたやや派手めのメイクや個性的なヘアスタイルに仕上げるのが一般的ですが、衣裳やショー全体の雰囲気と合わせることも重要です。
衣裳に合わせて次から次へとヘアとメイクを仕上げる必要があるので、他のスタッフと連携を取りながら臨機応変な対応が求められます。
結婚式場でのヘアメイク
結婚式場やブライダルサロンで働くヘアメイクアーティストもいます。
ここでの仕事は、花嫁さんのヘアメイクに加えて、ドレスや和装の着付けも行います。また、結婚式当日の身の回りのお世話全般も仕事のひとつです。常に花嫁と花婿の様子に気を配り、美しい状態をキープできるようにケアします。緊張している花嫁が自然体でいられるようにコミュニケーションを取ることも大切です。
美容室や写真館で一般の人へのヘアメイク
成人式や卒業式、パーティーなどのイベント時にヘアメイクをプロにお願いする一般の人も多くいます。
時と場所、場面にマッチし、かつお客さまの希望に沿って仕上げることが求められます。また、プロによるヘアメイクを真似たいという希望を持っている人も多くいますから、自宅で自分でもできる「再現性」があるヘアメイクをする必要があります。