天パのわがまま前髪をなんとかしたい!悩み別の対処法&天然パーマにおすすめのバング集

天パさんにとってネックな存在である頑固な“わがまま前髪”。天然パーマの前髪を上手く扱うには、ずばりクセのタイプを意識して対処法やヘアスタイルを考えるのが大切◎今回は、悩み別の対処法や天パにおすすめの前髪スタイル7選、そして雨の日にぴったりなアレンジ方法と役立つ情報盛りだくさんでお届けします!

天パであっちこっち向く“わがまま前髪”、悩み別で対処しましょ!

天パさんにとって“前髪”はクセが出やすく、セット方法も難しかったりと、けっこうネックな存在なのでは?
「朝起きたら前髪を整えるだけでもうクタクタ…」と、その頑固さに毎日のように悩まされている人も多いはず。

天然パーマの前髪は、クセのタイプを意識したスタイリングの仕方やヘアスタイルを知っておくと、ぐっと扱いやすくなるんですよ◎

うねり・浮きグセなどのお悩み別の対処法や、天パにおすすめの前髪スタイル7選、さらに雨の日もおまかせなアレンジ方法をご紹介。
わがまま前髪を上手に扱って、自分なりのおしゃれ前髪を確立しちゃいましょ♪

天パさんは必読◎前髪セットの基本のやり方を4stepで確認

step1:クセ・うねりが気になる部分をしっかり濡らす

まず、前髪をセットしやすい状態にするために、水やヘアミストでクセ・うねりが気になる部分を濡らしてからブローをしましょう!

髪の毛は濡れている状態の方がクセやうねりをキレイに伸ばしやすくなるので、ブロー前には髪を湿らせておくのがとっても重要。
また、毛先だけではなく根元からしっかりと湿らせるのがポイントです。

step2:クセを伸ばすようにドライヤーでブロー

ブローをする際は、クセを伸ばすように髪の毛を引っ張りながらドライヤーを当てていきます。
このときに下からではなく上方向から風を当てるように意識すると、キューティクルが整いやすくなるのでgood!

前髪を左右どちらかに流したい場合は、流す方向と逆向きに髪を引っ張りながらブローをすると、セットがしやくなるので試してみてね。

step3:アイロンやコテで理想の形に整える

ここから、アイロンやコテで前髪の形を整えていく段階に入ります!

ストレートに仕上げたい場合は、基本的にアイロンを根元からすっと通せばOKで、量が多い人は2段にブロッキングをすると◎。
クセやうねりが残っている場合やブローをする時間がないときは、根元のみに何度かアイロンを通してあげましょう。

くるんとさせたい場合は、まず前髪を真ん中・右・左の3等分にブロッキングをして、真ん中→左右の順で毛先を内に巻いていくのがポイント。
カールが強くなりすぎないように、少し熱を加えるぐらいの感覚で巻いていくのがコツです。

step4:仕上げにお好みのスタイリング剤をON

前髪をセットできたら、仕上げにスタイリング剤をつけていきましょう!
持ちを良くするのはもちろん、ニュアンスが加わるのでよりこなれ感のあるスタイルがつくれますよ。

ツヤ感を足しつつまとまりを出したいならオイルを、やわらかい質感のままキープをしたいならワックスやバームを、ホールド力を重視するならスプレーを、といった感じで好みの質感やどのくらいキープさせたいかを意識してスタイリング剤を選ぶのがおすすめです。

タイプによってやり方が違うんです◎悩み別に天パの前髪対処法をご紹介!

〈外ハネ前髪〉は、濡らしてからふんわりと乾かそう

外にハネてしまう前髪は、まず根元からしっかり濡らしてクセをリセットしましょう。

乾かすときは根元からふんわりとさせるようにドライヤーを当てるのがポイント!
アイロンを使う際も根元を立ち上げるように通してあげるとgood。

また、半乾きの状態だとハネやすくなるので、お風呂上がりや寝る前にしっかり乾かすことも重要です。

〈割れる前髪〉は、分け目と逆方向に引っ張りながらブロー

前髪がいつも同じ場所で割れてしまう…という人は、ドライヤーの当て方&髪の引っ張り方を変えてみるといいかも!

ドライヤーは前から当てると前髪が割れやすくなってしまうため、下方向から当てるようにしましょう。
また、乾かすときは元々の分け目と逆の方向に引っ張りながらブローをするとさらに◎

全体が乾いてきたら、ドライヤーを当てたまま地肌を指で優しくこするように前髪をほぐせばOKです。

〈うねり前髪〉は、ロールブラシを活用してしっかり伸ばす

うねりグセのある前髪には、ロールブラシを上手く活用して対処するのがおすすめ!

まずは前髪を根元からしっかり濡らし、髪を引っ張りながらドライヤーをかけていきます。
ある程度乾いてきたら、今度はロールブラシを使ってしっかりとうねりを伸ばすようにブローしましょう。

こうすることで内巻きシルエットがつくれるので、アイロンやコテなしでもセットが完了するところもポイント。
仕上げに冷風を当てると形をキープしやすくなるので、ぜひ試してみてね。

〈浮く前髪〉は、スタイリング剤やヘアピンでキープ力up

セットをしても気づいたら前髪が浮いてくるのが悩み…というタイプの人は、ひと手間を加えてキープ力をアップさせちゃいましょ。

まず、ブローをするときはおでこに沿うように髪を引っ張っぱるのが浮かせにくくするコツです。
自然乾燥も前髪が浮く原因のひとつなので、お風呂上がりはすぐに乾かす、ドライヤーをかける順番も前髪を最初にすると◎

仕上げに、ワックスやバームなどのスタイリング剤を毛先につけて重みを出し、時間が経って浮いてくるのを防ぎましょう!
時間がある場合は、跡のつきづらいピンなどで前髪を留めておいてクセづけをするのもおすすめです。

+α|頑固なクセには縮毛矯正もひとつの手◎

“クセが頑固で対処法を試しても上手くいかない”、“朝は少しでも時短したい”という人は、前髪だけ縮毛矯正をかけるのもひとつの手。
矯正をかけておけばストレートヘアを一日中キープできるので、海やキャンプなどのレジャーを楽しむときや雨の日でも安心です。

ただ前髪の縮毛矯正はだいたい3か月に1度のペースでかけ直す必要があるので、湿気が気になる梅雨の時期や、汗をかきやすい夏の間だけ取り入れるのも◎

おしゃれにセット?それとも生かす?天パにおすすめの前髪スタイル7選

1:定番の流し前髪はどんなクセにも対応しやすくて◎

定番の流し前髪は、どんな悩みの前髪にも対応しやすいので天然パーマの人にぴったり!
今日はクセが強いかも…という日は、サイドの毛を前髪に被せるようにして少し前方に持ってきて、耳にかけたりピンで留めたりするのもおすすめです。

仕上げにバームやワックスで流れを固定してあげると、よりクセも出てきづらくなりますよ。

2:浮いちゃってもOK!束感のある内巻き前髪

前髪を写真のように内に巻いてあげると、時間が経って浮いてしまっても気になりづらくなります◎
ヘアオイルやバームを毛先になじませて、束感を出すと今っぽさのある仕上がりに。

ちなみに、スタイリング剤をつけすぎると水分や油分が影響して、クセが元に戻る原因になるので注意しましょう!

3:おしゃれにクセをごまかす!パーマONのくるんと前髪

前髪にパーマをかけておけば、クセをごまかしつつ朝やおでかけ前のセットも楽ちんに♪
くるんと動きを出してあげることで、黒髪や暗めカラーのままでもあか抜けた雰囲気になりますね♡

いつもの前髪にマンネリを感じているという人も、パーマでイメチェンしちゃいましょ。

4:厚みでクセをカバーする重めバング×耳かけstyle

できれば前髪のシルエットや形を変えたくないという場合は、量を増やして重めバングに仕上げてみてはいかが?
ある程度厚みがあると、内側がうねってしまっても表面の毛でカバーできたり、重みで浮いてくるのも防げたりと天パさんにはいいことづくめ。

「重めバングだと暗い印象になりがち…」という人は、すっきり見せも叶う耳かけスタイルでパッと明るくさせてみて◎

5:ショートバング×ハイライトで朝のセットを楽ちんに♪

ショートバングはブローやアイロンをかけるのが簡単&時短になるので、セットが苦手な人にもおすすめ。
ただ、天パさんはクセの影響でカットした後に髪があがってくることが多いので、その点を考慮して長さを決めてあげましょう。

写真のようにハイライトカラーをONしてあげれば、ナチュラルな立体感も演出できますよ♪

6:割れ・浮きもまとめて解決!韓国風かきあげ前髪

割れグセや浮きグセが強く出てしまっている日は、根元をふんわりと立ち上げてかきあげstyleにするのもいいかも♪
写真のように立ち上げた前髪を顔周りの毛と一緒に巻いてあげれば、短めの前髪でもなじみやすくなります。

サイドの毛もくびれをつくるようにゆるっとカールさせれば、大人っぽヨシンモリヘアに♡

7:天パをおしゃれに生かせる無造作バング

「今日の天パ具合はいい感じかも…!」というときは、クセを生かして無造作バングにセットしちゃいましょ。
ボリュームをキープできるような軽めのワックスやバームで束感を出せば、簡単にアンニュイな前髪が完成します。

ベースメイクはツヤ肌に、目元にはミルクティーカラーのアイシャドウを、唇にはくすみ系リップをONすれば、エモさ全開のおしゃれgirlになれそう♡

湿気に負けない前髪をget!雨の日におすすめのアレンジ術5つ

1:“即席シースルーバング”でクセをこなれ感にチェンジ

シースルーバングは前髪の量が少なくなるので、少しうねっていたりハネたりしていても、逆にこなれた感じになってかわいいんです!

前髪が厚めな人でも、シースルーバングはカットなしで即席でつくれるのでご安心を。

やり方は、まずボリュームを減らすために前髪を水やヘアミストで濡らしてからブローをします。
次に前髪を適量間引いてサイドに持っていき、取り分けた前髪が前方に落ちてこないようにワックスやバームをつけてサイドの髪となじませればOK!

クセがいい感じにで出ていればそのままでも、もう少し整えたい場合はアイロンやコテで毛先をくるんと巻くのもいいですね♪

2:不器用さんにも!くるくるして留めるだけの“ねじり前髪”

ねじって留めるだけの簡単アレンジなら、不器用さんでもチャレンジしやすいはず!

手順としては、最初に前髪を中央で分けておきます。その後片方をねじってこめかみの後ろ辺りに持っていき、お好みのピンやバレッタで留めます。
もう片方も同様のやり方で前髪を留めれば完成です。

パラパラと前髪が落ちてきてしまうという場合は、ねじる前にちょこっとオイルやバームをつけておくとキープ力が上がるのでおすすめ!

3:シンプルファッションに映えるふんわり“ポンパドール”

ふんわりボリュームがキュートな、ポンパドールはいかが?

やり方もとっても簡単で、まず前髪をお好みでひとつorふたつにまとめます。
まとめた前髪を2回ほどねじり(あまりねじりすぎない方がゆるっと感が出て◎)、後ろに持っていって毛先をピンで留めればOKです!
ボリュームが足りない場合は、コームなどで逆立ててあげるとふんわり感が増しますよ。

「今日のファッション、ちょっとシンプルすぎるかも…」というときにも、華やかさをONできるヘアアレンジはぴったりです。

4:割れ前髪は“センターパートor流し前髪”で大人っぽく生かす

前髪が割れてしまう天パさんは、センターパートや流し前髪に仕上げていい感じに割れ目を生かしちゃいましょ。
前髪を分けたり流したりすると大人っぽい雰囲気をまとえるので、気分を変えたいときにもおすすめ◎

基本的には割れた部分はそのままに、うねりやクセをブローやアイロンでリセットしたり、毛先を少し内巻きにすればスタイリングは完了です。
仕上げにマスカラタイプのスタイリング剤を塗布してあげれば、ナチュラルに前髪の分け目や流れを保ちやすくなりますよ。

前髪が短めで上手くいかないときは、ブローで根元を立ち上げてかきあげ前髪にするのもおすすめです。

5:クセが強めの日はカチューシャで“オールバック”に

今日はクセが強すぎてどうにもならない…」「雨や汗で確実に崩れてしまいそう…」という日は、カチューシャをつけてかわいくオールバッグにしちゃうのがいいかも♡
おでこが出ることで顔色もパッと明るく見えるので、気分も自然と上向きになりそうです。

前髪をあげてカチューシャをつけた後、写真のようにサイドの前髪を少し引き出すとよりこなれ感がアップするので試してみてね。

天パを巧みに操って、私らしいおしゃれ前髪を♡

天然パーマの前髪をセットするときは、悩み別の対処法でアプローチするのが重要です!
天パに合う前髪スタイルや雨の日にぴったりのアレンジ方法も知っておけば、より天パを上手く扱えるようになるはず。

この記事を参考に、さらさらストレートに整える日も、天パを生かして自分らしくアレンジする日も、どちらも存分に楽しんでくださいね♡